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関連ﾆｭｰｽ/NHKﾆｭｰｽ

1)　アメリカ第一主義の現実

2）　合衆国（United States）の二面性

2024US大統領選結果　

2024.11月

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2024.11月

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4)　superman the movie

　スーパーマンはアメリカを代表するキャラクターだが...単なるキャラクターではなく、すでに神格化されたイコンでその誕生物語はアメリカの神話ともいわれている（クリストファー・リーブ）....オリジナルはアメリカンコミックだが、戦前にはすでにアニメ化され、今観ても驚くべきクオリティだ....その後ドラマ化を経て...1970年代後半に驚異の映像”superman the movie”として映画化される....リチャード・ドナー監督によるこの映画では今日の様なCG映像ではないにもかかわらず、その映像マジックは驚異的だ...あまりに切れすぎる映像といっても過言ではない...いまだにこの映画を超えるスーパーマン映画はない....その映像はあまりにリアルな世界で、冒頭でスーパーマンの父を演じるマーロン・ブランドが語る如く”This is not fantasy/これはファンタジーではない”...つまり現実だと宣言する....現実である....リアルとバーチャルの逆転....それは時空を超えて人類史のひとつの真理と言える...神話とはリアルとバーチャルの逆転だ....
　この映像世界では、注目すべきテーマも描かれている....あまりの面白さで、またスーパーマンの飛行シーンの如くスピーディーな物語の展開で、そこはスルーしてしまうかもしれないが....つまり、アメリカにとって非常に重要な問題が描かれている....それは青と赤の世界である....スーパーマンのコスチュームはまさにこの真実を表現している...犯罪の天才レックス・ルーサーが放った核ミサイルは二方面へ向かう....一方はカリフォルニア...もう一方がニュージャージー....問う...この二方面とは？....それは青の世界だ...スーパーマンはニュージャージーへ向かうミサイルは軌道を宇宙へ変えるが...カリフォルニアへ向かうミサイルはそのまま目標へ到達する....まさにこの一発は、地上に落とされた三発目の核兵器となる.....つまりライターはここで、レックス・ルーサーの力を借りて仮想敵国へ三発目の核弾頭を投下する...."bye-bye california"

2024.11月

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5）　"OPPENHEIMER オッペンハイマー"

　個人と国家....こういうトリックはどうだろう...戦勝国と敗戦国....たとえば、アメリカ人が日本国籍を取得して日本人になる...一方で、日本人がアメリカ国籍を取得してアメリカ人になる....こういう条件は現実にあり得るわけだが...この場合、戦勝国民と敗戦国民が入れ替わることになる....どうだろう....ｗ
　これはまさにトリックだ....じっさいのところ、日本も人種の多様化が進んでいるので、多かれ少なかれ、これに近い状況は様々なケースである....ドイツ人がアメリカ人になりアメリカ人がドイツ人になるとか....アメリカｖｓ日本...アメリカｖｓドイツ....ドイツｖｓロシア....これはどうかなあ....ｗ....つまり人種、国民が入れ替わる状況とは、いつでも、どの国でも起こり得る....
　さて....アメリカの建国の歴史を観ると..東海岸に最初の拠点があり...そこから西へ西へと開拓....勢力を拡大していった歴史だと思うが....フロンティア精神も...あの西部劇はその精神活動を映像化したものだ....その開拓の一方には、つまり対側には、ネイティブの中心勢力があり...さらには、アメリカ以外の諸外国があった....と観ていいだろう....ジョージ・フリードマンの未来予測では、メキシコ方面からの移民勢力が合衆国を北へ東へ押し返すという予測を立てているわけだが西海岸からメキシコ方面の圧力はリアルに勢いがある....トランプさんの国境の壁建設は、その勢いに応じたもので、この問題はまさにリアルな現実であることを物語っている....近年の民主党の勢いはこういった勢力の影響もかなりあると観ていいだろう....映画”civil war 2024”はまさにこのような情勢を背景にしてその必然から生まれた映画ともいえる....また、時を同じくして映画”オッペンハイマー”が話題になったが....その意味については、別のコーナー”The 8man World”でもコメントがある....そこでは、ウクライナ-ロシア戦で核の脅威が高まっていること...その脅威が、この映画となって警鐘を鳴らしていると観ている....しかし、この映画を核実験という視点で、ここで繰り返し語っている脅威へのカウンターと観ることもできる....つまり、ネバダだ....問う、ネバダとはなにか....簡易....それは西海岸から東の領域である....核実験がこの領域で行われたことには、まさに意味があったと観る....つまりここで核実験を実施することで、放射能汚染の壁ができる...万里の長城だ....トランプさんの言葉を借りれば...三千年足を踏み込めない土地...西からの脅威に対するデモンストレーション....この映画はまさに、”civil war 2024”とその底流で繋がっていると観ることもできる....”bye-bye california”

2024.12月

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6)　自衛隊基地建設

　したがって、ナマズの提唱する合衆国に自衛隊基地建設...その最も適当な場所だが...カリフォルニアの最南端...ここが最適ではないかと結論する....つまりここに自衛隊基地を建設することで、メキシコ方面からの不法移民への軍事的な牽制...日米（アメリカ）合同軍事訓練もこのエリアでやれば効果がある....また、映画"civil war 2024"の様な事態が現実化しても即座に対応できる....しかしどうかなあ....バイデン政権が二期目になっていれば、決して非現実的な構想ではなかったと思うが...トランプ政権になれば、”米国ｖｓアメリカ”という意味で難しいかもしれない....しかし当たって砕けろだ！....ナマズがトランプさんに申し込んでみればどうだろう....まあ却下されるだろうな.....ｗ

2024.12月

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7)　カナダ州問題

　トランプさんの発言の中に、カナダについてトルドー首相に合衆国の州になるか...という発言があったらしい...それは半ば、あるいはほとんどジョークか、本気の発言とは思わないが...関税をかけることにどういう意味があるかを一考させる発言だと思う....いま、日本の迷走ぶりを観ていると、日本も合衆国の一つの州であった方が、国民にとってはいいような気さえする....少なくとも、税負担は国民にとって軽くなる.....この合衆国の州が一つあるいは二つと増えていく運動...これが、USA合衆国アメリカの建国の運動プロセスで、カナダや日本が新たな合衆国の一員になることは、決して非現実的なことではないと思うが..このプロセスは、逆もまた真なり....で....では、合衆国から離脱する州が、出てくるかどうかという問題.....民主党政権時代の合衆国の混乱ぶりを観て、米国ｖｓアメリカの対立関係から”civil war 2024”のような映画が現実味を帯びてきたならば、合衆国の分裂という事態はもはや空想とは言えなくなるのではないだろうか....かつて、ソビエト連邦が分裂して現在の様なロシア連邦....独立国家共同体という形態に変化したようなことが、西側でも起こり得るとは...けっして非現実的なことではないと思う....アメリカ第一主義は、こういった観点からも、最重要課題で、もはやウクライナ支援どころではないというのが、アメリカ合衆国の現実ではないだろうか....

2024.12月

＞トランプ大統領 “カナダはアメリカの51番目の州に”

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8）　『猿の惑星』

　『猿の惑星』...この人気シリーズも、オリジナルの映画が1968年に制作されてから、続編も含め5作...その後、テレビシリーズやアニメ化もされて世界中で根強い人気で、このオリジナルシリーズからティムバートン版のリメイク版をへて、2000年以降新シリーズが話題を呼んでいる....最新の続編もあるようなのでファンにとっては嬉しい....

　新シリーズではCGを駆使した驚異の映像で猿の表情も自在に表現されている....今やCG万能の時代になって、どのような映像も可能になっている....スタジオ撮影をベースに背景をCG処理すれば、時間とコストをかけて遠方にロケする必要もなくなった...たしかに、すごい....しかし、面白さという点において、オリジナル映画を超えているだろうかというと...そこは疑問が残ると思う方もいるかもしれない....あの手作りのSFX...猿の顔....役者の演技....人間社会と猿の社会を対比したシニカルな表現、そのテーマ.....音楽....そしてあの、広漠としたロケ地....オリジナルシリーズ第一作のロケ地は、アリゾナ、ユタということだ....第一作のラストシーンからわかるように、そこで描かれた舞台はニューヨークとその周辺と観ていいと思うが...つまり東海岸とその周辺ということになる....
　猿が平和に暮らした領域と”禁制地区”....禁制地区とは何か....立ち入るべからざる領域....映画の舞台で言えば、それは東海岸からそう遠くないエリアと言える....しかし、ロケ地から見れば、アリゾナ、ユタのさらに向こう側と言えるのではないだろうか....そのエリアとは....アリゾナ、ユタ...そしてその向こうが”ネバダ”だ....そして、そのまた向こうにあるエリアが西海岸ということになる.....映画に描かれた表面上の設定と、そのアンダーに伏せられた皮肉めいた設定....そこの面白さは、このオリジナル第一作の根底を支える本質という意味で新シリーズにはない面白さであり、つまり、この第一作を超える映画は作れないだろう...と思うのだが、いかがだろう......ｗ

2025.1月

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9）　ロサンゼルス大地震

　1990年代に発生したロサンゼルス大地震を記憶している、あるいは生々しい体験として被災した人はまだいると思う....環太平洋造山帯....日本列島からアリューシャン列島さらにカナダ、北米西海岸からメキシコ、ペルーに及ぶエリアは、ひとつの連続した地質領域が広がっている....ロサンゼルスの山火事が今も鎮火しないなど、地震や火事など自然災害が多いという意味では北米西海岸と日本列島には共通点がある....
　太平洋戦争以前の大日本帝国の支配領域と環太平洋造山帯はオーバーラップしていて、江戸時代まで極東の小さな島国だった日本は明治維新以降広大なエリアを支配することになる....この広大な領域を支配するには、当然ながら小国のマンパワーでは無理がある...したがって、大陸に人口生産活動の場を求めざるを得ない....大日本帝国の大陸進出にはそういった背景もあったと思うが....中国大陸ばかりではなく、その場は北米、南米にも求められた....20世紀末に南米ペルーにフジモリ大統領という日系二世の大統領が誕生したが、それも大日本帝国の遺産という見方もできる....同様の観点で、北米西海岸も大日本帝国の視野の中にあったと観ることは、決して空想ではない.....
　軍事的な衝突とその結末の結果にかかわらず、実態として、その影響がその後も残り続けるという事実は....軍事政治力を超えた力として認めざるを得ない....ロシア-ウクライナ間の紛争を例に挙げるまでもなく、世界中の境界紛争が絶えないのも、その為である....ｗ

2025.1月

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10)　『ターミネーター』

　ここ数年のAIの急速な進化によって、近い将来来ると予想されていたシンギュラリティ（技術的特異点）の転換点は、すでに到来しているのではないだろうか...わたしもAIチャットを使ってみることがあるが、そこで会話される内容、チャットできるほどのレスポンスの速さは人間の知性と比較しても全く遜色ないどころか、相手が膨大な情報タンクを土台、背景にしていることを考えれば、人間をはるかに超えてしまっているのではないかとも思える....そしてそのAIが搭載された各種IT機器、とりわけロボットの進化は目を見張るものがある...ヒューマノイドロボットも、2025年現在、ルックス、知性ともよりヒューマンに近づいた精巧なものになってきている...

　映画『ターミネーター』は1984年度の作品だが、そこ...つまり当時という現代に登場するターミネーターは2029年の”未来”からやってくる....2029年といえば今から4年後だ...10年ひと昔というように、ひとつのジェネレーションを10年単位で考えれば、今という時間地点からプラスマイナス5年（+/-5年）が現代と呼んでもいいかと思う....つまり、2029年とはまさに現代のことだ....その現代に、”ターミネーター”に匹敵するロボットだが、それに近いものがすでに製造可能になっている...これは驚くべきことだ....
　映画『ターミネーター』の舞台はロサンゼルスだ....そして2029年という未来の世界は核戦争の炎に包まれた後の世界で、カリフォルニア...ロサンゼルスでまさに最終決戦が繰り広げられる....この映画のライター達も、アメリカにとってここがまさに重要な地点だという認識を持っていたのに違いない...映画のラストシーンは非常に印象的だ....アメリカが抱える現実、アメリカとはどこまでなのか...そこに生きる人の姿に、それを語らせているようでもある....ｗ

2025.2月

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11) ”ワン・ワールド/One World”

　１９９０年代の東西冷戦の終わり以降、２０００年を境に世界はグローバライゼーションの波に飲み込まれ、ワンワールドへ向かって突き進んできた感がある...少なくともその命題を進めてきた一つのミッションがあった...そして、USバイデン政権の後押しを背景にウロ戦争が堰を切って始まり、ロシアを飲み込み世界を一気に一つにするという試み...しかし、その津波が今、寄せる波から返す波へと変わりつつあるのか....トランプ政権のアメリカ第一主義は、そういった津波とは一線を画しているようにも見える...

　インターネットの時代になり情報化が進んで、国際社会がボーダーレスになったかに見えて、じつは国家の壁は、以前に増して高くなっている...世界各国で高まるナショナリズムの台頭がそれを物語っている....このワンワールドの挫折は果たしてナチュラルコースだったかもしれない...つまり、世界はより多極化への道へと進みつつある...アメリカ第一主義によってアメリカが一つの塊として強固に独立することで、西側勢力の覇権の力は弱くなるだろう...ヨーロッパは新たな安全保障について模索しなければならない...フランスのマクロン大統領が提示した核の傘構想もそのひとつだ...ヨーロッパ、アメリカ、ロシア、中国...そしてTPP....

　太平洋戦争から８０年...８０年の間に構築してきたアメリカの世界戦略も、過剰な財政負担によって破綻してきているのか、この広大な太平洋地域を管理することから徐々に手を引き、アメリカ第一主義によって新たな世界の中でアメリカが生き残る最善の道を歩みだしていると言えるのではないだろうか...つまり、日本の安全保障もヨーロッパ同様、もはや”戦後”ではない...ｗ

2025.3月

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